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河北春秋(9/20):鏡を避けた。髪が抜けた姿を見たくなかった…

 鏡を避けた。髪が抜けた姿を見たくなかったから。なかなか注射針が刺さらない。5回目に泣いて痛みを訴えた。絵本『ぼくはレモネードやさん』に描かれた小児がん治療の実体験だ。作者は横浜市の中学3年栄島四郎さん(15)。3歳で脳腫瘍を患った▼小児がんは0~14歳に見られるがんの総称となる。白血病、悪性リンパ…

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