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河北抄(9/20):甘党だった夏目漱石は小説『草枕』で好物の…

 甘党だった夏目漱石は小説『草枕』で好物のようかんを美しく描写している。

 「あの肌合(はだあい)が滑らかに、緻密に、しかも半透明に光線を受ける具合は、どう見ても一個の美術品だ」。ようかん一つがわずか一文で輝きだすのだから、文豪というのはやはりすごい。

 東北大付属図書館の企画で、白松がモナカ本舗(仙台…

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