メール誤送信、医療費助成誤支給… 仙台市、不適切処理503件 2021年度

仙台市役所

 仙台市は2021年度に発覚した不適切な事務処理と、再発防止策を盛り込んだ内部統制評価報告書をまとめた。市教委と企業局を含む全庁で計503件(前年度比155件増)の不備を確認、そのうち社会的・経済的に影響の大きい「重大な不備」が12件(4件減)あった。

 収納金の誤徴収や委託料の算定誤りなど財務関係の不備が282件(88件増)、郵送やメールの誤送信など個人情報関係が89件(12件増)、通知内容の誤記載など「その他」が132件(55件増)だった。

 「重大な不備」は医療費助成の受給者への誤支給など財務関係が7件(3件増)、市立中学校での「心とからだの健康調査票」の誤配布など個人情報関係が2件(4件減)、特定および基礎健診の受診者に対する結果内容の誤通知などその他が3件(3件減)。

 市は住民や事業者に与えた社会的・経済的不利益が大きかった「重大な不備」などについて全庁で共有し、マニュアルの改訂やチェック体制の強化など再発防止策を図った。

 都道府県と政令市は20年度、地方自治法で内部統制評価報告書の作成と議会への報告が義務付けられた。

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