ブルーインパルスファン出動　山形の有志ら、基地周辺を清掃

　航空自衛隊松島基地所属の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」のファン５人が１５日、基地周辺の清掃活動を実施した。

　取り組んだのは山形県在住者ら２０人でつくる「ブルーインパルスファンクラブ　チーム山形」のメンバー。４月から開放されている基地東側の観覧駐車場をスタートし、土手周辺や田んぼ脇のあぜ道を歩きながら空き缶やペットボトル、弁当の容器などを拾った。

　基地周辺は日頃から多くのファンが訓練飛行の見学に訪れる。メンバーの１人が周囲にごみが落ちていることに気付き、啓発の意味も込めて初めて実施した。

　自営業の今野勝実代表（５９）は「思った以上にごみがあり驚いた。田んぼの近くで見学する人もいるので、ごみは捨てず見つけたら拾ってもらいたい。みんなが気持ちよく見学して帰れる環境になってほしい」と話した。