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奥州市・胆沢城跡の出土墨書解読 蝦夷が正門を守衛 中央政権、豪族懐柔か

 奥州市の国史跡「胆沢城跡」で出土したすずりに残る文字が、城の正門を蝦夷(えみし)の豪族が守衛していたことを示す墨書だったと分かり、奥州市埋蔵文化財調査センターが5日、発表した。東北を統治する胆沢城と、抵抗勢力だった蝦夷との結び付きを示す画期的な発見だという。

 すずりは1976年度の発掘調査で、南正…

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