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中間指針の賠償対象拡大へ 原賠審、専門委員の最終報告受け判断

 原子力損害賠償紛争審査会(原賠審)は10日、東京電力福島第1原発事故後に国が定めた中間指針の賠償基準を見直し、対象を拡大する方針を決めた。避難した福島県の住民らが、東電に損害賠償を求めた集団訴訟の判決を分析する専門委員の最終報告を受けて判断した。

精神的損害4点追加

 専門委は東電の賠償責任が確定した…

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