中間指針の賠償対象拡大へ 原賠審、専門委員の最終報告受け判断
原子力損害賠償紛争審査会(原賠審)は10日、東京電力福島第1原発事故後に国が定めた中間指針の賠償基準を見直し、対象を拡大する方針を決めた。避難した福島県の住民らが、東電に損害賠償を求めた集団訴訟の判決を分析する専門委員の最終報告を受けて判断した。
精神的損害4点追加
専門委は東電の賠償責任が確定した…
関連リンク
- ・原発運転期間の制限撤廃議論 福島知事「福島の教訓抜きにあり得ない」
- ・孤立防止へ共通目標を 避難者支援コーディネーター新設<ニュース深掘り>
- ・原発風評の原因分析を 復興庁の広報検討会議、研究者2人が指摘
- ・漁業継続基金「300億円超に」 原発処理水巡る支援で経産相
- ・阿武隈の暮らしと文化、後世へ 福島・田村の林業者ら奮闘 WSに記者も参加してみた