色づくモミジ、境内に彩り 石巻・零羊崎神社で見頃
紅葉の名所の一つ、石巻市湊牧山の零羊崎(ひつじさき)神社で社務所下の「もみじの杜(もり)」が見頃を迎えた。朝晩の冷え込みとともに、色づきが進んだ木々が境内を彩っている。
好天に恵まれた11日は多くの人が訪れ、写真を撮ったり散策したりしながら赤や黄、緑のグラデーションに見入っていた。
神社によると今年は例年通りに紅葉が進み、20日ごろまで楽しめそうだという。禰宜(ねぎ)の桜谷靖雄さん(44)は「もみじの杜は先代の宮司が60年ほど前につくり、その際に植えた木も元々の自生種もある。今年は色づきもいいのでお参りがてら色とりどりのモミジを見に来てほしい」と話す。
境内ではシキザクラの見頃が12月ごろまで続くほか、イチョウの紅葉も20日ごろに見頃を迎える見込み。