冬道運転の安全確保 東松島で除雪車出動式
本格的な降雪シーズンを前に国土交通省仙台河川国道事務所と南三陸沿岸国道事務所は15日、除雪車両の出動式を東松島市の三陸沿岸道矢本インターチェンジ(IC)内にある矢本除雪ステーションで実施した。
除雪トラック、除雪グレーダー、凍結抑制剤散布車の計10台の車両の横に、除雪従事者らが整列。仙台河川国道事務所の宇部吉男副所長が「厳しい環境の中、苦労をかけるが、作業の安全を祈念したい」とあいさつ。関係者らに見守られ、除雪トラック、凍結抑制剤散布車の3台がステーションを後にした。
出動式に先立って安全祈願祭と、除雪従事功労者表彰式があり、丸本組(石巻市)の佐々木秀明さんが表彰された。
仙台河川国道事務所の石巻国道維持出張所は国道45号と同108号を管理し、昨年の除雪出動は約240回。三陸沿岸道(鳴瀬奥松島IC~本吉津谷IC)を管理する南三陸沿岸国道事務所の三陸道維持出張所は約340回出動し、それぞれ冬道の安全・安心な交通確保に努めた。