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釣れるアユ、販売先拡大 宮城鮎工房社長・新田文記さん(53)<Eかお>

 「『釣れるアユ』として引き合いが多い。仕入れた漁協からも釣り人が増えたと好評だ」。養殖池で日に焼けた笑顔を見せる。

 年間160万匹のアユを育て、120万匹を放流用に販売する。宮城県内の河川は数に限りがあると早くから県外に販売先を広げ、関東や三重県にも出荷する。

 養殖は通常の2倍の速さの水流で泳がせ…

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