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ポーランドのインガさん、桜坂高で聴講 日本の文化を体感 在校生「英語学ぶ意欲に」

休憩時間もクラスメートと会話が弾むインガさん(中央)

 石巻市桜坂高(生徒377人)で、ポーランドからの短期聴講生インガ・ソリスさん(15)が学校生活を送っている。他の生徒と一緒に通常の授業を受け、部活動(茶道部)にも参加している。生徒たちはフランクに接する彼女に刺激を受け、英語を学ぶモチベーションも高まっている。

 桜坂高は、海外の高校生の日本受け入れ事業を担う公益財団法人AFS日本協会宮城支部から依頼され、インガさんを1日から25日まで受け入れている。

 小学生の頃に見た日本のアニメをきっかけに日本文化に興味を持ち、母国の文化との違いを目で見て肌で感じたいと思い来日した。

 1年2組(35人)に在籍し、市内のホームステイ先から自転車で通学している。卒業生から借りた制服を着て大喜び。持ち前の笑顔で接し、クラスメートともすぐに打ち解けた。休憩時間も英語での会話が弾む。

 茶道部の活動を体験し、正座して抹茶を頂いた。掛け軸の言葉「和敬清寂」に興味を示し質問もした。

 インガさんのサポート役を務める同じクラスの中津川和花さん(15)は「優しい雰囲気で、すごくすてきな女性。彼女との出会いを英語の上達と、自身の成長にもつなげたい」と話した。

 インガさんは「生徒の心の温かさが伝わり、安心できる。石巻にいる間、日本語や伝統文化、日本人の日常生活を学びたい」と笑顔で語った。

 16日朝、ポーランドにミサイルが着弾し2人が死亡したというニュースが報道されインガさんの耳にも届いた。学校によると「すごく心配している」と話し、表情も暗かったという。

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