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ドラ1荘司「応援していただけるよう頑張る」 東北楽天新入団10選手が会見

会見後記念撮影する(前列左から)伊藤茉央、小孫竜二、荘司康誠、渡辺翔太。(後列左から)永田颯太郞、古賀康誠、林優樹、石井監督、米田社長、平良竜哉、辰見鴻之介、竹下瑛広=23日、楽天生命パーク宮城

 東北楽天の新入団選手発表会見が23日、仙台市の楽天生命パーク宮城で行われ、育成契約を含む10人がプロ野球の舞台に立つ決意を語った。

 選手たちは同球場であったファン感謝祭で観客にあいさつした後、ユニホーム姿で会見に臨んだ。ドラフト1位の荘司康誠投手(立大)は「楽天の一員になれたという気持ちでいっぱい。(ファンに)応援していただけるように頑張りたい」と誓った。

 石井一久ゼネラルマネジャー(GM)兼監督は「これからも感謝の気持ちを持ち、しっかり成長していくことが家族孝行だと思う。プロ野球選手の仕事は大変だけど、やりがいはある」と激励した。(名前の後の数字は背番号)

1位 荘司康誠 投手 19 背番号の重み実感

ドラフト1位の荘司康誠選手=23日、楽天生命パーク宮城

 「この番号に恥じない活躍ができるように日々、過ごしていきたい」。ドラフト1位の荘司はユニホームに袖を通すと、背番号19の重みを自覚した。

 「19」は東北楽天にとっては故野村克也元監督が背負った特別な番号。田中将が米大リーグのヤンキース時代につけたように、好投手を連想させる数字でもある。「まだユニホームに着られている感じ。早く着こなせるようになりたい」と初々しく語った。

 入団会見に先立ち、球場に訪れた約1万7500人のファンの前でマイクを握って自己紹介した。初めて楽天生命パーク宮城に足を踏み入れ「このマウンドでたくさんの声援を浴びながら投げたい」と夢を膨らませた。

 189センチの長身で、150キロ超の直球や多彩な変化球を操る本格派右腕。石井監督ら首脳陣からは伸びしろの大きさも含めて期待されている。

 「1年目はまずチームに慣れ、いち早く戦力になる」とイメージを描く。最終的な目標は沢村賞。「ファンの皆さんに『荘司が投げれば今日は安心だ』と思っていただけるような投手になりたい」と絶対的な存在を目指す。(斎藤雄一)

[しょうじ・こうせい]立大、189センチ、86キロ、右投げ右打ち、22歳、新潟県出身

2位 小孫竜二 投手 22 即戦力を自覚

ドラフト2位の小孫竜二選手=23日、楽天生命パーク宮城

 「ユニホームを着てプロ野球選手になる実感がすごく湧き、これから頑張ろうという気持ちになった。(背番号22は)本当にうれしい。母の誕生日がちょうど2月2日なので何か運命を感じる。自分の武器は力強い真っすぐと三振を奪える能力。社会人で3年プレーして入団し、即戦力として見られている。1年目はとにかく活躍して球団の力になりたいと思う。先発だったら2桁勝利はもちろん、先発ローテーションを守れるように頑張りたい。どんな打者も抑えられるような投手になりたい」

[こまご・りゅうじ]鷺宮製作所、180センチ、88キロ、右投げ右打ち、25歳、石川県出身

3位 渡辺翔太 投手 31 柳田選手から空振りを

ドラフト3位の渡辺翔太選手=23日、楽天生命パーク宮城

 「夢だったプロ野球選手になれた。パームボールに一番自信がある。いろんなバッターと対戦して空振りを取りたい。対戦したいのはパ・リーグだと柳田悠岐選手(ソフトバンク)。左バッターと対戦するのが好きで、左の強打者と言えば柳田選手か吉田正尚選手(オリックス)だが、ホームランを豪快に打つ柳田選手から空振りを取りたい。投げた試合で負けが付かない投手、チームに勝利をもたらすピッチャーになりたい。将来の目標は、けがをしないピッチャー。そして、監督からチームから、先発や中継ぎ、抑え、どこのポジションでも任されるようになりたい」

[わたなべ・しょうた]九産大、182センチ、90キロ、右投げ右打ち、22歳、福岡県出身

4位 伊藤茉央 投手 41 攻めの投球を忘れず

ドラフト4位の伊藤茉央選手=23日、楽天生命パーク宮城

 「小さい頃から憧れ、何度も球場に見に来ていた球団に入ることができて、とても光栄に思う。グラウンドに降りて違う景色を見ると、やはり気が引き締まる。2013年に優勝した時、東北全体で盛り上がっていた。今度は自分が投げて盛り上げていきたい。どんどん攻めていく投球が売り。そこは忘れず、一番前に出していきたい。まずは開幕1軍をしっかりつかみ、1年間投げたい。『楽天イーグルスの41番は伊藤茉央』とすぐに分かってもらえるように頑張りたい。特技は小さい頃からやっていた水泳。平泳ぎが一番得意」

[いとう・まお]東農大北海道オホーツク、176センチ、80キロ、右投げ左打ち、22歳、喜多方市出身

5位 平良竜哉 内野手 30 トリプルスリー狙う

ドラフト5位の平良竜哉選手=23日、楽天生命パーク宮城

 「どの球種に対してもバットを強く振れるのが持ち味。そこは自信があるのでプロの世界でもしっかりやりたい。まずは開幕1軍を目指し、年間を通じて1軍でチームの勝利に貢献できる選手になりたい。走力にも自信がある。将来はトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)という高い目標を達成できるように日々頑張っていきたい。(背番号30は)スカウトの愛敬さんが(本塁打を)30本打ってほしいという思いで選んだということなので、その思いも背負って右打者としてホームランを打てるようにやっていきたい」

[たいら・りゅうや]NTT西日本、170センチ、78キロ、右投げ右打ち、24歳、沖縄県出身

6位 林優樹 投手 64 投球術しっかり磨く

ドラフト6位の林優樹選手=23日、楽天生命パーク宮城

 「球速150キロを投げるピッチャーではないので、投球術をしっかり磨き、バッターを見ながら駆け引きをして、マウンドの上で堂々と向かっていきたい。参考にしているのは早川投手。中学生の頃に甲子園で見ていた。チェンジアップや変化球の使い方は、今でもすごく勉強させてもらっている。一日でも早く追い付けるように頑張りたい。背番号64は偉大な先輩の福山投手が着けていた背番号。福山投手も体が大きくないが、打者に向かっていく気持ちは見ていて格好良い。自分もそういうピッチャーになりたい。1年目は開幕1軍を目標に頑張っていきたい」

[はやし・ゆうき]西濃運輸、173センチ、73キロ、左投げ左打ち、21歳、京都府出身

育成1位 辰見鴻之介 内野手 146 盗塁王取れるように

育成1位の辰見鴻之介選手=23日、楽天生命パーク宮城

 「大学から43年ぶりの指名なので、知名度を上げられるような活躍をしたい。1年目に支配下登録されて代走や守備固めで出場機会をつかみ、ゆくゆくはレギュラーになって盗塁王を取れるような選手になる。武器はスピード。盗塁は研究しながら取り組んできた。(盗塁王4度の)西川選手に、スタートの切り方や精神的な部分での心構えを聞いてみたい。呼び方は何でもいいが、(辰己涼介選手がいるので)辰見の漢字さえ間違わなければ大丈夫。球場で擦れ違った先輩方の体つきが全然違ったので、僕ももっと食べてトレーニングをして、体を大きくしたい」

[たつみ・こうのすけ]西南学院大、176センチ、67キロ、右投げ右打ち、22歳、福岡県出身

育成2位 古賀康誠 投手 130 スライダーを生かす

育成2位の古賀康誠選手=23日、楽天生命パーク宮城

 「球場に入ってからは緊張しまくりだった。(今夏の甲子園大会決勝で)仙台育英高と当たって東北楽天に入団ということで、何か縁があったと思う。一日でも早く1軍に上がり、2桁勝利を挙げたり、タイトルを取ったりして活躍したい。得意だと思っているスライダーを武器に活躍したい。早川選手らに投球術や変化球の握りなど、いろいろなことを教えてもらいたい。同期入団は全員先輩方で、かわいがってもらっている。高校のある山口県も寒いと思っていたが、やはりこっちの方が寒いので、慣れるまでは多めに着る」

[こが・こうせい]山口・下関国際高、181センチ、81キロ、左投げ左打ち、18歳、福岡県出身

育成3位 竹下瑛広 投手 155 けがしない体つくる

育成3位の竹下瑛広選手=23日、楽天生命パーク宮城

 「チームのユニホームを着て、やっとプロ野球選手になれたと思った。体が大きくないと戦えないし、勝負の舞台に立てない。まずは1年間けがをしない体をつくり、その中で結果を出していければいい。一日でも早く支配下登録され、1軍で活躍したい。カーブをよく使う(東北楽天の)岸投手が憧れ。自分の得意球がカーブなので、精度を高めるためのアドバイスを頂きたい」

[たけした・あきひろ]函館大、185センチ、80キロ、右投げ右打ち、22歳、神奈川県出身

育成4位 永田颯太郎 内野手 131 身体能力の高さに自信

育成4位の永田颯太郞選手=23日、楽天生命パーク宮城

 「身体能力を生かした打撃、守備、走塁が強み。スローイングを評価してもらっていると思うので、そこを伸ばしつつ、守備も打撃も伸ばしていきたい。台湾の大学野球(出身選手の)代表として活躍したい。言葉や文化の違いを自力で乗り越えられたことで精神的な部分で成長できたと思う。寒いのが嫌いで、そこを一番越えていかないといけない壁と感じている。好きな台湾料理はチャーハンで、塩辛い日本のものとは違い、具材の味が引き出されているのが特徴だ。中国語を忘れたくないので、宋家豪さん、(育成の)王彦程君とも話したい」

[ながた・そうたろう]台湾体育運動大、178センチ、85キロ、右投げ左打ち、22歳、愛知県出身

会見後記念撮影する(前列左から)伊藤茉央、小孫竜二、荘司康誠、渡辺翔太。(後列左から)永田颯太郞、古賀康誠、林優樹、平良竜哉、辰見鴻之介、竹下瑛広=23日、楽天生命パーク宮城
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