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「農福連携」考える 石巻で全国フォーラム 障害ある人、担い手に

事例を発表する参加者

 障害のある人が農林水産物の生産や加工に携わる「農福連携」について考える「全国フォーラムin石巻」(一般社団法人日本農福連携協会主催)が22日、石巻市防災センターであった。

 「持続可能な取り組みに向けて~地域づくりと販路拡大の取り組みの推進」をテーマに全国から関係者130人、オンラインで60人が集結。農林水産省、厚生労働省といった関係省庁からの施策説明、二つのパネル討論、基調講演、事例発表の5部構成で進行した。

 事例発表では、社会福祉法人石巻祥心会障害福祉サービス事業所くじらのしっぽの管理者阿部かよ子さんが「大好きなこの町で暮らすこと~in牡鹿半島」の演題で、障害のある人がメカブそぎ作業などに取り組む様子を紹介。「地域の一員として産業を支えていけることを発信したい」と意欲を示した。

 社会福祉法人夢みの里のブルーバードインターナショナルプリスクールの木村朗美園長と農業指導者は「食育を支える農福連携」について意見を述べた。精神障害のある人の作業として家庭菜園レベルから始め、今では畑1万平方メートル、田んぼ3万1000平方メートルになったことを説明した。

 農業を通して高齢、児童、障害の各福祉や社会貢献にもつながっていることを強調し「今後も安全・安心な作物の提供を目指していきたい」と抱負を述べた。

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