震災孤児にXマスプレゼント 西川チェーン東京神奈川静岡部会「成人するまで」
東日本大震災で両親を失うなどした石巻市の孤児へのクリスマスプレゼントとして、寝具店でつくる「西川チェーン 東京神奈川静岡地区部会」は24日、同市役所を訪れ、市内に住む東日本大震災の孤児6人に贈る、図書カード5000円分と枕や膝掛け、クリスマスカードを届けた。
左右田聡吉会長をはじめ、寄贈の橋渡し役を務めるキムラふとん店(石巻市中央2丁目)の木村雅俊社長ら4人が市役所を訪れ、斎藤正美市長に手渡した。
左右田会長が「いい本に出合って逆境を乗り越えてほしい。孤児の最後の一人が成人するまで支援を続けていく」と話し、斎藤市長は「子どもたちのことを思ったプレゼントは大変ありがたい。喜んでくれるだろう」と感謝した。
支援は今回で11回目。加盟する41企業の売り上げの一部を積み立て、毎年図書カードとタオルなどを贈っている。地区部会の初代会長だった井鍋安弘さんが、「キムラふとん店」と親交があったことをきっかけに、2012年度に始まった。