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中小事業者を支援 石巻市、12月議会に22議案

 石巻市は28日、12月1日開会予定の市議会12月定例会に提出する22議案を発表した。物価高騰対策など15億6228万円を追加する本年度一般会計補正予算案(累計843億7536万円)や不登校の児童、生徒を支援する「市学びサポートセンター」の開設に伴う条例改正案などを提出する。

 物価高騰対策では、高圧電力を利用する市内中小事業者に対する支援金事業に4億7710万円を充てた。4~12月のうち、任意の1カ月の電力使用量に応じて最大100万円を支給する。光熱水費の負担が増加する医療機関や保育関連事業所への支援事業も盛り込んだ。

 市学びサポートセンターは、通所型支援を実施する「けやき教室」と訪問型支援の「子どものサポートハウス」を統合し、来年4月に設置する。新たに相談支援の機能も加え、増加する不登校児童、生徒への支援強化を図る。

 一般職の定年を60歳から65歳に引き上げる条例案も提出する。来年度以降、2年ごとに1歳ずつ延長し、31年度に全面移行する。

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