わたしは「ひとり新聞社」 菊池由貴子 著
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町で、2012年6月末から21年3月11日にかけて、著者は町民を対象とした「大槌新聞」を1人で定期的に発行し続けた。震災時に高台に逃れた際、古里へのいとおしさが込み上げてきた。その思いと震災時の情報不足の経験から、復…
「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。