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ウクライナ支援 母国産羽毛の布団で温かく 石巻の専門店、避難者に寄贈

ウクライナ産の羽毛を使った掛け布団などを贈った佐藤さん(左)と木村社長(右)

 ロシアの侵攻が続くウクライナから石巻市に身を寄せている避難者3人に使ってもらおうと、同市中央2丁目のキムラふとん店が6日、ウクライナ産羽毛の掛け布団を市に寄贈した。

 贈ったのはウクライナ産のガチョウの羽毛を使った高級掛け布団とカバーの3セット。東日本大震災の復興支援への感謝を込め、避難者に母国産の羽毛で温まってもらおうと従業員が発案したという。

 木村雅俊社長(65)とイオンモール石巻店の佐藤まいマネジャー(26)が市役所を訪れ、布団とカバーを斎藤正美市長に託した。佐藤さんは「ウクライナに行って直接支援することはできないので、避難した人に温かい布団を贈り、健康第一に過ごしてほしい」と語った。斎藤市長は「皆さんの思いをしっかり伝える」と応えた。

 木村社長が事務局を務める石巻自然文化研究会の桑島修悦会長(65)も同席し、クオカード5000円分を避難者2世帯にそれぞれ贈った。8月の石巻川開き祭りで集めた募金7500円に会の資金を上乗せした。桑島会長は「クリスマスも近いので、ケーキ代にでも使ってほしい」と話した。

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