国際理解へ 女川小、台湾・崇華小と交流 オンラインで直接会話
女川町女川小の4、5年生7人が8日、台湾の崇華(しゅうか)小の6年生とオンラインで交流した。町教委が展開する「おながわ放課後楽校」の一環。簡単な日本語で会話をするなどして国際理解への興味と関心を高めた。
町内で子どもたちの学習支援に取り組む放課後施設「女川向学館」で実施。女川小の児童らは「好きなスポーツはありますか」「趣味や特技は何ですか」といった内容を崇華小の児童に質問。台湾の児童からも「好きな動物はいますか」「血液型や星座が知りたい」などの問いかけがあり、回答した。
女川小5年の木村航汰君(11)は「初めて海外の人と話した。緊張したけれどうまく伝えることができた。台湾にも行ってみたくなった」と喜んだ。
おながわ放課後楽校では、昨年度から台湾の児童と手紙を通じて交流を図ってきた。オンラインながら対面での交流は初めてで、今後は女川の魅力を発信したり、台湾語の習得を目指していくという。