仕事の厳しさ、楽しさ吸収 社会人講師に実体験聞く 石巻商高
石巻商高(生徒362人)で8日、1年生133人を対象にした若手社会人講話「ミライブラリー」があった。
石巻地方の自治体や石巻商工信用組合の職員、美容師、新聞記者など22企業・団体から23人が参加。生徒たちは22グループに分かれ、社会人講師の実体験から就職活動や仕事のやりがいについて知識を深めた。
佐藤希來(きら)さん(16)は「県の林業振興部職員から話を聞いたが、植物だけでなく動物にも詳しくて驚いた。仕事の厳しさだけでなく楽しさも知り、自分の将来について考える機会になった」と話した。
ミライブラリーは高校生の進路決定に関する職業理解や働く意義への学び、地元企業への就職の選択肢を広げようと、石巻地域産業人材育成プラットフォーム(事務局・県東部地方振興事務所)と一般財団法人「まちと人と」が主催した。
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