群馬・上陽小から絵手紙 女川小3年生に今年も温かいメッセージ 復興支援で交流
女川小(児童213人)の3年生29人に、東日本大震災の復興支援で交流が生まれた群馬県玉村町の上陽小3年生から絵手紙が届いた。20日に受け取った児童らは「うれしい」「自分たちも書いてみたい」と喜んだ。
担任教諭が支援のきっかけを説明し、一人一人に配った。絵手紙にはサンタクロースやトナカイといったクリスマスをイメージさせるイラストのほか、好きな花、果物、動物が描かれ、制作した児童の名前と「がんばれ」などの温かいメッセージも添えられている。
子犬が描かれた絵手紙を受け取った高橋世亜さん(8)は「10年以上も町として交流があることに驚いた。絵もかわいかったので、お返しをしっかりしたい」と笑顔を見せた。
上陽小からの絵手紙の送付は、震災後、玉村町の職員が女川町へ派遣されたことが縁で、2016年に始まった。今回は手紙だけでなく、麦の茎で作ったストローも人数分届いた。女川小の3年生は今後、お礼の品をつくり、上陽小へ送る予定だという。
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