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たも網で魚ゲット 歳末水産まつり、にぎわう 女川

「たも網すくい」に挑戦する来場者

 鮮魚や水産加工品などを手頃な値段で販売する「歳末水産まつり」が25日、女川町中心部のスーパー「おんまえや」駐車場で開かれた。町内の水産加工会社などでつくる「女川水産加工研究会」が主催。網ですくった魚を持ち帰れる「たも網すくい」では、参加者がイナダやアジなどお目当ての鮮魚をすくい上げた。

 カニや数の子といった正月用の食材のほか、サンマのすり身汁を提供。重さ80キロ以上のミナミマグロの解体ショーや、町民のバンド演奏が会場を盛り上げた。町内の放課後施設「女川向学館」を利用する小中学生は販売などを手伝った。

 祭りは以前は女川魚市場で開かれていたが、東日本大震災後は年の市と一緒に開くなどしていた。

 研究会の佐藤広樹会長(41)は「今の女川に足りないにぎわいを取り戻したいと思い、単独で開催した。お客さんの笑顔が見られて良かった」と話した。

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