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中高生20人、人間力磨く 「耕人塾」本年度閉塾式

塾生たちが活動での学びなどを発表した

 石巻地方の中高生の「人間力」を磨き、地域社会に貢献する人材を育成する「耕人塾」の本年度閉塾式が17日、東松島市矢本東市民センターであった。

 11期生20人のうち出席した19人が、活動を通して学んだことや考えなどを語った。東松島市矢本二中3年の男子生徒は「新しい視点」と題して発表。気付いたこととして、あいさつを通して人との輪が広がることや町を良くするためにさまざまな役割があることなどを挙げ「学んだことをこれからも大切にして過ごしていきたい」と語った。

 木村民男塾長は「『利他の心』で世の中のために尽くす人、志と優しさ、思いやりを持つ人になってほしい」とエールを送った。

 本年度は5月に開塾。「あいさつ・清掃・ごみ拾い」を柱に、計11回の活動でまちづくりや持続可能な開発目標(SDGs)などを学んだり地域での清掃活動を実践したりした。

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