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初日の出、野蒜照らす 東松島でイベント 鳥居設置は3月上旬まで

多くの人が初日の出を見に集まった

 初日の出を見ながら新年を祝うイベント(奥松島ビーチハウス組合主催)が1日、東松島市の野蒜海岸で開かれた。家族や友人を連れ立って多くの人が日の出を迎えた。

 午前6時55分ごろ、厚い雲間から太陽が顔を出すと歓声が上がった。訪れた人々は、組合が設けた鳥居の前で記念撮影したり、太陽に向かって手を合わせたりして新年の到来を祝った。

 大衡村から両親らと訪れた窪田桔実子ちゃん(6)と直夫義ちゃん(4)はそれぞれ「小学校で勉強を頑張りたい」「いっぱい遊びたい」と今年一年の誓いを述べた。

 イベントは東日本大震災前まで元旦の名物行事だった「延びる開眼多幸上げまつり」を復活させ、今年で9回目。組合の阿部晃也さん(39)は「今年は前回より多く集まった。以前のにぎわいが戻ってくれたらうれしい」と話した。

 鳥居は引き続き鳴瀬川河口寄りの場所に3月上旬まで設置する予定。

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