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河北抄(1/4):長年のもやもやが晴れたような気がした。…

 長年のもやもやが晴れたような気がした。先月20日の朝刊文化面に載った「せんだい故事祭菜」。仙台市の郷土史家菅野正道さんが、正月の雑煮について書いていた。

 宮城県内の雑煮といえば、焼きハゼでだしを取り、たくさんの具を載せた豪華なものとされるが、かつて、内陸部ではヤマドリやキジのだしを使い、現在は鶏肉…

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