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旧水道資料館を一般公開 石巻地方広域企業団 16日から

一般公開される旧水道資料館

 石巻地方広域水道企業団は16日から、大街道浄水場内にある旧水道資料館を一般公開する。1929年に建てられたとされる遺構で「腰折れ屋根」の構造は県内では非常に珍しいという。維持管理が難しくなっており、企業団は建物の譲渡先も募っている。

 旧資料館は大街道浄水場を建設する際の設計、工事管理などの事務所として建設。79年から資料館として活用してきたが、浄水場の無人化や老朽化を理由に2017年に役割を終えた。

 見学は予約制で、期間は31日までの平日。時間は午前9時から午後4時まで。他の施設は見学できず、旧資料館内に展示物はない。見学者には建物の写真と説明を載せた手作りのカードをプレゼントする。

 企業団は旧資料館に関し、希望者への譲渡や解体など今後の在り方を検討している。譲渡を受ける場合は建物を解体移築し、全ての費用を負担することが条件。2月28日まで問い合わせを受け付ける。申し込み、連絡先は0225(95)2847。

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