<残照>「用の美」を生涯追求 栗原・陶芸家の村上世一さん(85) 昨年11月29日死去
陶芸を志して古里・二戸市を旅立った日、駅のホームは雪に覆われていた。わずかに顔をのぞかせた地面から、精いっぱい葉を広げる草花の姿は、生涯にわたる制作モチーフとなった。
「白釉(ゆう)草紋」は土に根差しながら透明感にあふれた、村上さんの作品の代名詞。白い上薬がかかり、厚手の形は親しみやすいが凜(りん…
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