正月の神棚には、地域固有の伝統や文化が現れるようで興味深い。
三陸沿岸などでは「ほしの玉」を飾る風習が根強く残っている。和紙に赤い玉やエビ、松などを描いたもので、神棚に並べて張る。願い事をかなえる「宝珠の玉」が由来だという。
縁起物をかたどった切り紙細工「きりこ」を飾る風習もある。家内安全や商売繁…