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「救急搬送の遅れ原因で2年半後に死亡」の訴えを棄却 山形地裁は過失認めず

 脳出血の手術が困難になり、2年半後に山形県朝日町の男性=当時(70)=が死亡したのは、脱輪などによる救急車の搬送遅れが原因だとして、男性の兄が西村山広域行政事務組合(寒河江市)に500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、山形地裁は17日、原告の請求を棄却した。

 本多幸嗣裁判長は「救急車はスタッドレ…

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