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表現する楽しさ体験 WSに石巻の小中学生参加 来月5日、舞台出演

体を動かして表現することの楽しさを学んだワークショップ

 2月5日に石巻市河北総合センターで上演される舞台「いのちのかたりつぎ」(一般社団法人・三陸まちづくりART主催)への出演につながる第1回ワークショップ(WS)が15日、同市中央3丁目の旧観慶丸商店で行われ、子どもたちが体を動かして表現することの楽しさを学んだ。

 ワークショップには小中学生を中心に子どもたち約15人が参加。舞台の企画・演出を担当する都甲マリ子さん(37)や俳優の大橋奈央さん(28)、シンガー・ソングライターのSAKUYAさんら東日本大震災後、石巻地方を拠点に活動する大人たちと一緒に歌やダンスに挑戦、全身を使って心から表現する喜びを体験した。

 「いのちのかたりつぎ」は自然災害に題材を取った約1時間10分の舞台。俳優と子どもたちの共演を通して命の尊さや自然災害から学んだ教訓を毎年、伝えている。

 ワークショップは舞台に立つためのステップで、2回目は22日にある。29日は配役を決める。いずれも午後1時から旧観慶丸商店。参加費無料。

 都甲さんは「小学生のほとんどが震災後生まれとなった。ワークショップや舞台を体験することで、震災や大切な命について主体的に考えられる人間になってほしい」と話す。

 ワークショップ参加希望者は応募フォームから申し込む。連絡先は080(4472)4274、またはsanrikuart@gmail.com

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