板碑から地域史探る 石巻市博物館、28日から企画展 拓本体験やシンポも
石巻市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)内の市博物館で28日、本年度第2回企画展「石巻の板碑-調査の記録をたどる-」が始まる。全国屈指の板碑密集地帯として知られる石巻で、石巻文化センター時代からある板碑や関連資料を見ることができる。3月26日まで。
会場には市博物館が所蔵する板碑や拓本、複製のほか、市史編さんの過程で作成された調査の記録といった資料を公開する。
2月5日は関連イベントを午前9時から正午、市複合文化施設で実施。上椙英之さん(奈良文化財研究所埋蔵文化財センター研究員)が講師となり、石に刻まれた文字や文様に光を当てて、その影から拓本をとる「ひかり拓本」という技術と事例を紹介する講演を行う。ひかり拓本の技術を体験するワークショップもある。いずれも参加費無料。
午後1~4時は「板碑が語る中世の石巻『石巻の歴史』板碑編から30年」と題したシンポジウム、「石巻から中世・東北をみる」をテーマにしたパネルディスカッションを開く。先着150人で参加無料、申し込みも不要。
開館は午前9時~午後5時(最終入館は午後4時半)。休館日は毎週月曜(当日が祝日の場合は翌日)。観覧料は一般500円、高校生400円、小中学生300円。常設展も観覧できる。連絡先は市博物館0225(98)4831。
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