閉じる

古里との連携をより強固に 東京みやぎ石巻圏人会、3年ぶりに対面式総会

古里発展のため尽力することを確認した総会
美しい歌と演奏を披露した三浦さん(左)と田中さん

 首都圏在住の石巻地方出身者やゆかりのある人たちでつくる「東京みやぎ石巻圏人会」の2023年度総会が3日、東京都千代田区のホテルであった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で書面開催が続き、対面形式は3年ぶり。今年は設立35周年の節目に当たり、古里発展のために地元自治体や経済界とより連携を強化し活動していくことを確認した。

 会員や来賓ら約70人が出席。小林美恵子会長は「会員が多くはなく細い糸ではあるが、石巻と首都圏を結ぶべく努めていきたい」とあいさつ。石巻商工会議所の伊藤武彦副会頭は「首都圏と石巻地域のパイプ役として、石巻発展のためにご協力をお願いしたい」と述べた。

 新年度は、100回の節目を迎える石巻川開き祭りに合わせて「ふるさと訪問旅行」を行うことや、設立35周年記念誌の作成を計画する。任期満了に伴う役員改選では、小林会長と副会長3人、幹事長らを再任。副幹事長など6人を新たに選任した。任期は2年。

 石巻地方3市町の副市町長がそれぞれ東日本大震災からの復旧復興状況などを報告し、石巻商議所の松本鉄幹副会頭が今年の石巻川開き祭りの方針について説明した。

 懇親会もあり、会員らが再会を喜び交流を深めた。ともに石巻市出身のソプラノ歌手三浦梓さんとピアニストの田中美奈子さんがミニコンサートを行い、花を添えた。

 新役員は次の通り。
▽副幹事長 広田晃
▽幹  事 三浦忠男、早川誠、高橋兵一
▽監  事 佐藤悠、荒川憲一

関連タグ

最新写真特集

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫

ライブカメラ