今思えば、重大な警鐘だった。
2006年9月、神戸市の女性支援団体代表者の講演を、仙台市内で取材した。テーマは女性にとっての阪神大震災被害。震災後のパート労働者の大量解雇、生活再建が困難だった母子家庭の状況などが報告され、「日常的な不平等が災害時にはより強く表れる」との言葉が深く印象に残った。
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