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金融まひ阻止へ決意発信――日銀にとっての「3.11」/白川方明前総裁に聞く

 東日本大震災は、金融システムの安定を責務とする日銀の存在意義が問われる大災害となった。復興財源として国債の日銀引き受けを求める社会の圧力は、日銀の独立性をのみ込もうともした。当時総裁として日銀を率いた白川方明・青山学院大特別招聘(しょうへい)教授が河北新報社の取材に応じ、金融機能のまひを食い止め、…

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