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センバツきょう18日開幕 東北は第1試合に登場 主戦ハッブス順調

打撃練習に取り組む東北の選手ら=17日、大阪府豊中市の豊中ローズ球場

 選抜高校野球大会に出場する東北(宮城)は大会第1日の第1試合(午前10時半開始)で山梨学院と対戦する。チームは17日、大阪府豊中市のグラウンドで、シートノックやフリー打撃などを行って最終調整した。

 投手陣はブルペン投球で本番に備えた。先発登板が濃厚な主戦ハッブスは直球に変化球を交えて計31球を投じた。「順調に調整できている。緊張を楽しみながら、強気に真っすぐで押したい」と語った。

 練習前には開会式のリハーサルがあり、ナインは初めて甲子園球場の土を踏んだ。佐藤主将は「『ここで試合をするのか』とわくわくした。楽しい雰囲気で臨みつつ、準備したことを全力で出し切りたい」と気持ちを高ぶらせた。

 対戦相手の山梨学院は昨年秋の関東大会を制した強豪。打線に切れ目がなく、走攻守のバランスが良い。昨年は春夏ともに甲子園に出場し、経験も豊富だ。東北の佐藤監督は「うちは投手力が持ち味なので、相手打者とどう対するか楽しみ。いい緊張感を保てているので、あとはいつも通りの野球をやるだけ」と語った。

ブルペン投球で調整する東北のハッブス
投内連係守備の練習に取り組むハッブス(手前)ら東北投手陣

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