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JR只見線の利活用探る 福島、新潟、長野の70人が会津若松で意見交換

JR只見線の将来を見据えて意見交換したワークショップ

 鉄道を地域活性化に生かす方策を探る「只見線応援ミーティング」が18日、福島県会津若松市のアピオスペースであった。「奥会津の地域経済を考える会」が主催し、福島、新潟、長野の3県から約70人が参加した。

「vチューバー置きたい」

 考える会の新井田順一代表が「JRによる昨年10月の只見線全線運行再開が本当のスタート。世界に広がる観光路線、ローカル線の横綱を目指していきたい」とあいさつ。観光関係者らゲスト3人が講話し、福島県只見線管理事務所の工藤宇裕所長は「学習列車やインバウンド(訪日客)に力点を置いて取り組む」などと述べた。

 参加者によるワークショップでは、昨年10月に全線運行再開後の現状や懸念、利活用策について意見交換した。参加者は「車内で民話語りを実施してはどうか」「通勤や通学で利用し、全国に散った只見線利用者のOB、OGによるファンクラブを作ろう」「全36駅に1人ずつVチューバーのアイドルを置きたい」などとさまざまなアイデアを提案した。

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