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大谷、朗希、160キロ刻んで伝説の起点に<つなげ白球の夢 岩手県営野球場の記憶(上)記録>

 「スピードガンが壊れているんじゃないか」

 「そんなこと、あるはずはない」

 岩手県高野連理事長だった田巻晃さん(63)は県営野球場(盛岡市三ツ割)で関係者に問われ、反論したことを鮮明に覚えている。

 2012年7月19日。自身もスコアボードの球速表示に目を見張った。「160km」だった。

 夏の高校野球…

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