記者ログ(3/24):自分を書く
仙台市の芥川賞作家、佐藤厚志さんにはデビュー後、2作目を発表しあぐねた時期がある。試行錯誤の末、自分に主題を寄せるという創作の基本に立ち返って書いたのが「象の皮膚」だった。
自身も長年悩まされてきたアトピー性皮膚炎を患う、自分と同じ書店員の主人公。東日本大震災の発生時の市内や職場をリアルに写し取る…
仙台市の芥川賞作家、佐藤厚志さんにはデビュー後、2作目を発表しあぐねた時期がある。試行錯誤の末、自分に主題を寄せるという創作の基本に立ち返って書いたのが「象の皮膚」だった。
自身も長年悩まされてきたアトピー性皮膚炎を患う、自分と同じ書店員の主人公。東日本大震災の発生時の市内や職場をリアルに写し取る…