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<廃炉の歯車 処理水放出を前に(5)完>敷地切迫 タンク林立、郷土限界 大熊と双葉

 東京電力福島第1原発事故で発生した除染土を運び込む中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)内の小高い丘から原発の方向を望むと、処理水をためるタンクが見える。その数、1066基。直径12メートル、高さ11メートルの大型タンクが敷地いっぱいに林立する。

 6日現在のタンク内の処理水の総量は約133万トン。上…

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