学力向上に本腰 石巻・住吉中、朝自習時間を延長 専用問題で弱点補う
石巻市住吉中(生徒206人)は本年度、喫緊の課題である学力向上に本腰を入れる。全学年で取り組む朝自習を5分から10分に延長し、生徒たちが週3日間で国語、数学、英語の3教科についてタブレット端末の専用問題にチャレンジし弱点を補っていく。「学び合い、深め合う協同学習」を充実させ、主体的、対話的で深い学びにつなげる。
市教委は学力向上の手だてとして一人一人に貸与するタブレットの活用を推進している。住吉中は主要3教科について、従来の朝自習5分では専用問題を解くには不十分な時間と判断。10分に延長したことで登校時間を5分繰り上げて午前8時15分までとした。
杉山孝一校長は「朝の10分で学び直し、弱点に集中的に取り組める。ICT(情報通信技術)を積極的に活用した個別最適化の学び」と語り、生徒一人一人の学力アップを目指す。
毎週金曜日には「全校朝読書」の時間(10~15分)を設定している。読書は学力の土台をつくり、読み解く力を育てる。朝自習で弱点を克服し、朝読書で本に親しみながら文章題への対応力を付けていく。
前年度は協同学習でもタブレットや電子黒板といったICTを活用し、授業の効率化を図るとともに、グループやぺアによる学び合いの活動を取り入れた。他者の考えを共有することで、視点の幅を広げ、自分の考えを深めていくことに役立てた。
本年度は全ての教科・領域で協同学習を充実させる。授業では知識の定着を図るため、生徒の振り返りの時間を設ける。
教務主任の安部忠衛教諭(51)は「ICTの活用や協同学習を通じて、生徒が主体的に学ぶ意欲を高め、思考力や判断力、表現力を身に付けてほしい」と期待する。
教師の授業力を高めるため、通常の指導主事訪問とは別に「特別訪問」を5月17日に実施し、英語の授業に対する指導を仰ぐ。提供する英語の授業の指導案作成には全ての教師が関わった。授業を見て事後検討会で研修する。
みやぎ地域安全情報
宮城県警 みやぎセキュリティメールより
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