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風化防止へ東日本大震災の記憶を南部鉄器に込め 盛岡の新人職人宮田さんが初作品制作

 盛岡市の南部鉄器製造「タヤマスタジオ」の新人職人宮田康矢さん(25)が、東日本大震災の津波をテーマにした鉄瓶「海嘯(かいしょう)」を制作した。大船渡市出身で中学生の時に震災に遭った。家族に被害はなかったものの、震災から12年がたち記憶の風化が進むことを危ぶむ。南部鉄器職人の立場から災害の教訓を伝え…

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