維新の風、宮城で吹くか 「全国政党化」に向け仙台市議選に照準
4月の統一地方選で勢力を関西圏に広げた日本維新の会の動向を宮城県内の政党関係者が注視している。無党派層の多い夏の仙台市議選(7月21日告示、30日投開票)で、維新は積極的に候補者を擁立し「全国政党化」に向けた足場固めを狙う。ただ、地盤の大阪から遠く離れた東北で浸透するかどうかは不透明で、対抗する各…
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仙台市議選が7月21日告示、30日投開票の日程で行われます。河北新報社は選挙戦の構図や情勢、市政の課題などをきめ細かく伝えていきます。市内のNPO法人メディアージとコラボして共同調査や開票速報にも取り組み、オンラインでの情報発信を強化します。