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河北抄(5/25):認知症という言葉は以前はなかった。作家の…

 認知症という言葉は以前はなかった。作家の故・有吉佐和子は『恍惚(こうこつ)の人』と言い表し、高齢者の介護に焦点を当てた小説を出したのは1972年。その原作を基に翌年公開された映画が本紙夕刊の「もっと知りたい日本映画」の欄で先日紹介された。DVDで視聴した。50年前の作品だが、介護を巡る家族の葛藤は…

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