共生社会の実現へ 民生・児童委員協議会が総会 石巻
石巻市民生委員児童委員協議会の本年度総会が25日、石巻市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)であった。委員ら約300人が出席し、本年度の事業計画など4議案を承認した。
本年度の重点目標には地域共生社会の実現に向けた事業展開を掲げた。会議、研修会の開催や市社会福祉協議会など関係機関への協力、民生委員児童委員の活動の周知、啓発を進める。
蟻坂隆会長は「地域福祉が一層充実し、住民が笑顔で生活できるようにする民生委員の役目を果たすため、今後も活動してほしい」とあいさつした。
研修もあり、同市を拠点に若い世代の支援活動に当たるNPO法人「TEDIC」の大津賢哉代表理事が講演。東日本大震災が子どもたちに与えた影響や学習、家庭環境の課題などを学んだ。