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<東北の本棚>在地勢力の成長を考察

◎安倍・清原氏の巨大城柵 鳥海柵跡・大鳥井山遺跡 樋口知志 監修 浅利英克・島田裕悦 著

 皆黄金(かいこんじき)と称された平泉の世紀が幕を開ける前、今の岩手県内陸部は安倍氏が統治し、秋田県南部は清原氏の支配下にあった。奥州藤原氏の初代清衡は、前九年の役(1051~62年)と後三年の役(83~87年)…

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「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。

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