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<防災士記者 備えのコンパス3(4)> 暑さを避け、早めに水や塩分の補給を

 今年は東北でも5月に猛暑日を記録し、その後も夏を思わせる日が少なくありません。急に暑くなったり猛暑が続いたりすると、熱中症の危険が高まります。暑さを避け、小まめに水分・塩分を補給しましょう。

 外出時は日陰で休憩したり、日傘や帽子で日差しを防いだりしてください。水分はスポーツ飲料や経口補水液、食塩水(水500ミリリットルに塩1グラム=3本指で一つまみ)などで補給します。塩の代わりに梅干し1個を入れる方法も。喉の渇きを感じてなくても飲むのがポイントです。

 気象庁と環境省は、熱中症の危険が高いと予測された日や前日に「熱中症警戒アラート」を東北では県単位で発表し、危険な暑さへの注意と熱中症の予防行動を呼びかけます。情報はニュースやメール配信などで確認できます。発表されたら、外出を控え、暑さを避けるよう周りに声をかけましょう。(渡辺ゆき)

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