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通常国会閉幕 熟議なき「大転換」を危ぶむ 社説(6/22)

 日本の針路を大きく変え、国民生活にも重大な影響を及ぼす法律が、その重要性に見合うだけの審議もないまま次々に成立してしまった。

 1月の施政方針演説で「国民の前で正々堂々議論する」と誓った岸田文雄首相は自ら約束をほごにし、「先送りできない課題」について、安定財源の議論を先送りした。

 「解散風」をあおり…

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