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<東北の本棚>認知症巡る家族の物語

◎思い出泥棒 谷原悠 著

 記憶や言葉を少しずつ失っていく「じいちゃん」を巡る、家族の物語。

 主人公の少年春海(はるみ)は、海沿いの町で民宿を営む母方のじいちゃんとばあちゃん、母と妹の5人で暮らしている。若い頃船乗りだったじいちゃんから、世界の海の冒険話を聞くのが大好きだった。

 じいちゃんに異変が見え

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「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。

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