河北春秋(7/11):「家の前には電車が走っていて、道を挟んで…
「家の前には電車が走っていて、道を挟んで大きな金物屋さんがあったのよ」。東京都町田市の石川暁子さん(88)は幼い頃、仙台で暮らした。自宅があった場所の記憶の断片を懸命に貼り合わせている▼1945年7月10日、「仙台市南町」にあった自宅は一夜にして消えた。片平丁小5年。旧姓は橋本。父は洋裁師で「橋本…
関連リンク
- ・河北春秋(7/9):米国の原爆開発プロジェクト「マンハッタン…
- ・河北春秋(7/8):日本基督教団仙台宮城野教会(仙台市)の斎…
- ・河北春秋(7/7):いわき市の「市の魚」でもあるメヒカリは福…
- ・河北春秋(7/6):茶色の濁流が日常の風景を塗り替える。繰り…
- ・河北春秋(7/5):咲う、咍う、哂う、咥う、呵う。いずれも「…