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河北春秋(8/10):作家の瀬戸内寂聴さんは、戦時下を中国の北…

 作家の瀬戸内寂聴さんは、戦時下を中国の北京で過ごし、終戦の翌年、夫、娘と3人で徳島に引き揚げた。そこで目にしたのは、一面の焼け野原となった故郷の姿だった。母と祖父は空襲で亡くなった▼仙台市の藤崎であった追悼展で戦争体験が紹介されていた。幼少期に受けた忠君愛国の価値観は根底からひっくり返された。『<…

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