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宮城の現代書 発展支える<河北書道展70回 墨跡確か(中)歴史>

 「1年に1回、全身全霊をかけるのが河北書道展。昨年までは意識しなかったが、今年は『70年、書を学んできたんだな』と思いが込み上げた」。石巻市の書家大和小舟(本名昭彦)さん(90)は感慨を込めた。

 大和さんは1954年の第1回河北書道展の漢字部門に出品し、2席の宮城県知事賞を受賞した。21歳だった。…

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