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日越友好の音色、石巻に響く 外交関係樹立50周年 両国の音楽家、記念公演

フルオーケストラで大迫力の演奏を披露した

 日本とベトナムの外交関係樹立50周年を記念し、両国の音楽家でつくる期間限定のオーケストラ「日越祝祭管弦楽団」(実行委員会主催)の公演が7日、石巻市開成の市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)であった。

 楽団はベトナム国立オペラ・バレエ交響楽団や新日本フィルハーモニー交響楽団など日越の演奏家で構成。ショパン「ピアノ協奏曲第1番」やベートーベン「交響曲第5番『運命』」などを演奏し、会場に重厚な音楽を届けた。

 オープニングではベトナムの伝統的な竹琴「トルン」の演奏があり、弾むような華やかな音色が会場いっぱいに響いた。出演者の一部はベトナムの民族衣装のアオザイをまとい、赤や緑など鮮やかないでたちで来場者の目も楽しませた。

 同市門脇青葉東から訪れた無職女性(84)は「生の演奏を聴くのは数年ぶり。感動した」と話した。

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